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いよいよ来たのか「高気密、高断熱住宅時代」?

こんにちは、「木曜は社長ブログ」です。今日は一番伝えたい「高気密、高断熱住宅(以下KK住宅)」について、少々 所見を。いわゆる省エネ基準というものが昭和55年に制定されまして、平成4年に「新省エネ基準」に改正、さらに平成11年に「次世代省エネ基準」に改正、そして平成25年いわゆる「25年基準」に改正されて、現在に至っています。詳細の基準(の厳しさ)は、それほど変わったわけではありませんが、一番違っていることは、この基準が2020年には「適合義務化」されるという点です。いままでは「こうした方が良いですよ」という法律でしたが、2020年からは、「この基準に達しない住宅は建築できません。」となるのです。大してハードルは高くありませんが、それでも「義務化」というのはちょっとドキッとする人もいると思います。

私が、KK住宅に出会ったのは昭和62年でした。たいへん驚いたと同時に感動したのを思い出します。「こんな暮らしがあるのか・・・」それ以来、KK住宅に取り組んできたのですが、当初はやはり一般には「ぜいたく品」という評価だったと思います。家の隅々まで、24H暖かい それは異次元の暮らしなのですが、「建築費もかかるでしょう?燃料費もかかるでしょう?」=「やっぱりぜいたく」という考えになっても普通ですよね。ですから「KK住宅」は研究会も全国で数多くできましたし、取り組む業者もそれなりに多かったのですが、「売れにくい商品」だったのです。快適さというのは目に見えません。また自分の周囲にこの異次元の暮らしを体験した人もいないのです。対して 建築費は現実ですし、光熱費も現実です。KK住宅にほれ込んだ建築屋は「売れにくい住宅を売る」というマゾヒスティックな道に踏み込んでいくことになります。「KK住宅」に舵を切って、商売が傾いてしまった会社はかなりあったと聞いています。「KK住宅」に取り組むと、まずは性能競争にはまります。もともと地場の工務店は「技術力自慢」です。特に気密性能は現場施工者の腕ですから「え、そんなことまでするの!!」といった細かな、手間のかかる作業が行われていて、北海道への現場視察ツアーではショックを感じました。しかしプロ同士では「すごいなー」という話でも、価格に転嫁されるとお客様はますます買いにくくなってしまいます。「KK住宅」に取り組んできた業者は以下の4点をずっと頑張ってきたのです。

1、KK住宅の素晴らしさをずっと発信続ける

1、いかに省力化して高性能を得るか

1、いかにイニシャルコストを抑えることができるか

1、いかに 局所暖房に近いランニングコストを実現するか

ここで、標題の「いよいよ来たのか高気密、高断熱住宅時代」?になるのですが、いよいよですね「高くても、本物のKK住宅であれば、建てていただける」という時代が到来したのでしょうか。この続きは来週に「高気密高断熱住宅のコストアップはどのくらいが適正?」としてブログります。

軽いタッチで読みやすいものにと心がけているのですが、この話題になるとどうしても地がでてしまいますね。(反省)

(新省エネルギー基準、次世代省エネルギー基準のテキストです。よく読みました)

 

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